はじめに
プロマネ・ビルマネ・ビルメン・不動産を生業としている自分は、多くの資格を取得してきました。それぞれ難易度や取得のための道筋、取得後の使い道が異なるので受験期の体験談を踏まえ紹介していきます。記事を読んでくれている皆様の今後の資格取得に少しでも手助け、受験のきっかけになれば幸いです。
なぜ資格を取り始めたのか
工業高等専門学校(高専)卒の自分は、4大卒の同期より基本給が安く残業のない部署にいた時の給料の安さに絶望し、なんとかお金を稼ぐ方法を考えていました。
結果、会社の公的資格に対する手当がべらぼうに高いことに気づき、これで底上げするしかないと奮起し資格を取り始めました。最近では趣味の領域になってきましたが・・。
所持資格一覧
まずは自分が現在所持している資格(国家資格・民間資格)をご紹介。
資格の詳細や、受験から取得までについてはそれぞれの個別ページに記載。
※リスト内(通称)
- 第2種電気主任技術者(電験2種)
- 第3種電気主任技術者(電験3種)
- 第1種冷凍機械責任者(1冷)
- 第2種電気工事士(電工2種)
- 第1種電気工事士(電工1種)
- 1級ボイラー技士(1ボ)
- 2級ボイラー技士(2ボ)
- 第一種衛生管理者
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管)
- 消防設備士 乙種7類
- 消防設備士 甲種4類
- 危険物取扱者 乙種1類
- 危険物取扱者 乙種3類
- 危険物取扱者 乙種4類(乙4)
- 危険物取扱者 乙種5類
- 危険物取扱者 乙種6類
- 危険物取扱者 甲種
- 自衛消防技術試験
- エネルギー管理員
- 賃貸不動産経営管理士
- 実用英語検定 準2級
- 日商簿記3級
資格を取ってどう変わったか
上記資格を取って何が変わったか。一番変わったとポイントで言えば、本来の目的である給料が莫大に上がった。その資格を所持しているだけでもらえる手当プラス電気主任技術者等の資格は、会社として選任(専任)されることで選任手当が更にもらえ、ダブルで美味しい状態になりました。また、自分の得意分野の資格を取ったことで日々の仕事内容も所持している資格に紐づくことが多く、好きな物かはともかく得意な物が仕事にできているという点はとてもサラリーマンとしてプラスになっています。
自分の業界の転職事情は特どの国家資格を所持しているか、が採用基準の一つになっているので様々な資格を持つ事で、転職の幅がとても広がったのもたくさん取得した今だからこそ理解できはじめました。就職して最初の頃は今の会社で骨をうずめる気であったけど、今はめんどくさくなってきたら資格持ってるしどこにでも転職できるから適度にやろうというメンタルになり、逆にいいメンタルを保てています。
特に、自分の所持している資格の中で一番と言える第2種電気主任技術者については、現在の日本の中での需要がとても高く、一時期転職活動をしていた際もとても条件のいい求人がごろごろ転がっており今でも転職を迷うぐらいです。そのくらい資格一つで待遇が変わる社会なので、取得を目指すことはとても素晴らしいと思います。
取得基準
これから資格を取ろうと考えている方がまず躓くのは、何をとったらいいんだろう。というところだと思います。私は何よりも楽してお金をもらえるものを優先して全部取っていきましたが・・。パターンに分けて自分が優先すべきという資格を理由とともに紹介します。
学生
- 第2種電気工事士
理由:各資格の資格条件となることが多い資格。受験条件もなし。工業系学校なら免除も。 - 日商簿記3級
理由:基礎中の基礎。会社の決算書を読むのに必須。就職に有利。
サラリーマン
- 第一種衛生管理者
理由:従業員50人以上の会社なら絶対に必要。一般企業会社員でも必要とされる資格。試験回数が多い - 日商簿記3級
理由:基礎中の基礎。会社の決算書を読むのに必須。2級を取れば経理の即戦力に。
転職(建築系・ビルメン系)
- 第3種電気主任技術者
理由:全国どこでも所持者の求人募集あり。取得できれば電気のスペシャリストに。 - 建築物環境衛生管理技術者
理由:ビルメン系なら必須。全国どこでも求人募集あり。
まとめ
今回は自分が持っている資格とちょっとした資格の取得基準について書きました。初めてこういった記事を書いてみたけれど、会社で後輩に聞かれるのとは違って、文章にするのはとても難しい事がわかりました。資格の勉強もそうですが、始めてみないと難しさというのはわからないものですね。
資格を取得する、勉強を始めるということは何かとハードルが高く感じます。自分も始めは急に難しい資格から受け、難易度に絶望しました。「もっとお金が欲しい」が自分の資格勉強の活力となっていましたが、難しいことは考えず、まずは本屋で資格本コーナーに行きパラパラっと見てみることから始めてみましょう。今後、自分が持っている資格について取得方法や勉強方法、時には息抜きの仕方などをどんどん記事にしていきますので参考にしていただき一緒に資格取得を目指しましょう。